2005年12月14日、「この街の誇りとなり、すべての生命に『おかえり』と心から言える産院をつくりたい」というひとつの願いから、赤枝医院の物語は始まりました。あれから20年。私たちは、24時間365日体制での無痛分娩への挑戦や、緊急の手術、そして大震災や感染症といった数々の困難を、地域の方々やスタッフと共に乗り越えてきました。
私たちが何よりも喜びを感じるのは、出産という一瞬だけでなく、その後の長い時を皆様と共に歩んでこれたことです。季節ごとのささやかなイベントや、家族が笑顔で集う機会を通じて、私たちはいつしか世代を超えて繋がる温かなコミュニティを育んできました。そして、ふと成長した子どもたちが再びこの場を訪れ、「ここで生まれてよかった」と微笑んでくれるその瞬間に、私たちは心の底から「生命を守り抜いてきて本当によかった」と実感するのです。
赤枝医院を利用してくださった皆様、そしてあたたかく支えてくださる地域の皆様。皆様との出会いのひとつひとつが、私たちの誇りであり、支えです。私たちは「赤枝医院というひとつの家族」であると信じています。
20周年という節目は、ひとつの通過点に過ぎません。これからも私たちはこの多摩の地で、誠実な医療とあたたかな絆を積み上げ、すべての奇跡を心待ちにしながら歩み続けてまいります。
新しく生まれてくる生命と、この街の未来のために。
これからも、私たちの歩みをあたたかく見守っていただければ幸いです。
赤枝医院スタッフ一同